高市早苗首相は19日の日米首脳会談で、トランプ米大統領に米国産原油の輸入拡大を伝達する方向で調整している。中東情勢の緊迫化でエネルギー供給の懸念が強まる中、調達先の多角化を目指す。日本は現在、原油の約8割をUAEやサウジアラビアから輸入しているが、米国からの輸入は3.8%に留まる。投資による米国産原油の増産協力と輸入拡大を検討。輸送費や設備コストの課題はあるものの、ホルムズ海峡閉鎖のリスクを回避するため、油質の違いにこだわらない姿勢も示唆されている。LNGの輸入拡大も検討されており、エネルギー政策の転換が進む可能性がある。
引用元: https://news.yahoo.co.jp/articles/115fbc0cc0f959ee7eb1a4fa1337622cc6422f08
みんなの意見
結局のところ、採掘コストが低く、品質の良いペルシャ湾の原油に代わるものは現時点では限られている。
ベネズエラは埋蔵量こそ世界有数だが、原油は重質で粘度が高く、採掘や精製にコストがかかり、取り扱いも中東産の原油のように容易ではない。
仮にアメリカなどから調達先を切り替えたとしても、これまでと同じ条件や価格でガソリンを供給し続けるのは難しいと思うけど。
原油の分散輸入を進めるのはいいと思う。ただ、米国産原油を増やすと物流・精製コストは上がる可能性が高い。原油輸送はVLCC(超大型タンカー)が主流だが、このサイズはパナマ運河の船舶サイズ制限で通れないため、メキシコ湾から日本へは喜望峰回りになり、中東→日本より距離も日数も長くなる。さらに日本の製油所は中東原油を前提に整備されてきたため、性質の違う米国産原油に対応するには追加投資が必要になる可能性もある。輸送や精製のコストを考えれば、これまで通りの価格で供給できるとは限らない。
まず輸送に1.5倍の日数がかかる。品質も中東の方が高くコストが低い。そうなると原油価格は高騰するだろう。中東からリスク分散するのはよいが、米国は米国で今回のような戦争を突然始めるなどリスクはある。何よりも米国にエネルギー、防衛、食糧と生命線の全てを握られては強い日本とは言えないのではないか。リスクの分散先は他にも用意しておくべき。
心配なのは、アメリカから原油を売ってやる代わりに、ホルムズ海峡に軍艦を出せと条件を付けられないかということ。
アメリカから原油輸入できれば当座は凌げるかもしれないが、イラン人から今後ずっと憎まれ続けるかもしれないことだ。
トルコ人が今でもかなり昔のエトゥワール号事故での日本の対応から今でも親日的であるように、将来のことも考えて判断する必要があるだろうね。
調整コストがかかるので、必要があれば補助もね。
本当はこの辺ローコストのままがよかったけれども…
合成燃料系に切り替える分と、素材、マテリアルとしての石油はおそらく必要性を失わないことからも、老朽化対策も込みで維持が必要になるのではないかと思えるしね。
燃料の方は、エコ推進でどこかまで節約や代替を進めるしか無いと思う。
備蓄がある、と言ってもおそらくは「緊急避難的な用途」を前提に存在しているに過ぎないと思う。今回のような長期かつ大量の石油が入ってこなくなることは想像してなかっただろうし、政府はかなり焦っているに違いない。つまり、一時的にせよ、長期にせよ、自分自身の生活に確実に大きなマイナスの影響があることを覚悟しておかなければならない。
原油は質が同じではないので、精油へな設備も変えなければ、石油は精製できないです。
また重質油ならば、揮発油より、軽油、重油が多く蒸留される。日本でもディーゼル乗用車とガソリン車のバランスが大事になります
これどうなんでしょうか。
専門家ではないので分からないが、結局、日本にとって中東に比べてコストが低く、そして原油の品質が良いものは無いと聞きました。
中東の原油に代わりは限られていて、それはアメリカ産でもないそうだ。
例えばアメリカが攻撃したベネズエラも石油の埋蔵量だけは世界トップクラスだが、原油の質が違うらしく、採掘や精製にコストがかかり、中東の原油のようなものではないそう。
このアメリカの原油がどうか分からないが、調達先を切り替えたとしても、これまでと同じ質の原油や価格のものがあるのか分からないと思うし、価格も下がるか分からないと思います
口当たりの良いことを言うのではなくて同盟としてお互いを尊重し言うことは言える関係になりましょうってしっかりと言って欲しい。
日本国内のことを想いこういう対応しかできないけどアメリカは大切な国だからその範囲で協力できることはしっかりとする
だから、お互いの事を気にかけられる親友としての関係を続けてほしいって誠意を込めて言えばいいと思います。
それで分からないなら 親友ではいられない
他の友達との関係や自らの強さを鍛えていくしかないかと思います。
少なくとも、トランプの場当たり的な言葉に対して理路整然と自分の立場を伝えてほしい
財務省の貿易統計(2026年1月発表)によると、2025年(1月〜12月)の日本の原油(粗油)輸入額は約10.8兆円となっています。
原油価格が倍になりそれが続けば、消費者の財布から更に10兆円が毎年海外に流出する事になります。
太陽光やEVへの推進政策は日本では不人気であるため、こうした出費は必要コストとして割り切って行くしかないのかもしれません。
米国産原油は製錬方法が中東産と異なり現在の我が国では大規模な設備整備を図らなければ供給に至らないと専門家が言っています。高市さんはトランプ大統領からの法外な要請を丸呑みした際に起きる批判を封じる為に原油を確保する為に仕方ないとのロジックを考えたものと思います。しかし、直ぐに使えない米国産原油の輸入を決めたところで役に立たないのはハッキリしています。他責の根拠作りにしかならないです。
日本が中東からの原油輸入(約1.3億kL)をすべて米国産に切り替えた場合、輸送費(運賃)は年間で約6,000億円〜1.3兆円(約40億〜80億ドル)以上高くなると推定されます。
中東から日本への原油輸送は片道約20〜25日(往復約1ヶ月)ですが、米国(メキシコ湾岸)からの場合はパナマ運河経由でも約35〜40日、超大型タンカー(VLCC)が喜望峰を回る場合は約50〜60日(往復約2ヶ月)かかります。
航海日数は、中東便の約2倍の期間を要します。
輸送の日数が倍になることで、船のチャーター料や燃料費が大幅に増加します。
中東→日本の場合は、通常1バレルあたり約1.5〜3ドル程度です。
米国→日本の場合は、1バレルあたり約5〜14.5ドルです。
輸送費の差額として、米国からの輸送は中東に比べ、1バレルあたり5〜10ドル程度割高になる計算です。
米国産原油の輸入拡大は中東依存のリスク分散として理解できますが、結果的に「依存先が米国に移るだけではないか」という懸念もあります。
トランプ政権の交渉は一貫してアメリカファーストであり、日本がどこまで主体性を持てるのかが問われます。
さらに、米国産の軽質油は日本の製油所との相性が悪く、設備改修や輸送コストの増加は、最終的に電気代や燃料費として国民負担に跳ね返る可能性があります。
調達の多角化は必要ですが、単なる依存の置き換えで終わらせず、長期的なエネルギー戦略として何を積み上げるのかが重要だと思います。
アメリカから原油を買う場合メキシコ湾まで行かなきゃいけないけど、大型タンカーがパナマ運河を通れないから太平洋横断して南アメリカ大陸ぐるっと回って行くしかないんだよね
当然中東に行くのの数倍の航路だから運賃もめちゃくちゃ高く付く(アジアがどこも中東頼りなのはそういう事情)
備蓄が切れるよりは当然マシだし有事には仕方ない面もあるけど、あくまで有事用に留めたいものだ
エネルギーの調達先を多角化することは大切だと思いますが、米国産原油への切り替えには問題もあります。
米国の主な原油産地はテキサスですが、日本への最短輸送ルートはパナマ運河になります。
しかしパナマ運河を通れるタンカーのサイズには限度があり大型のタンカーは南米を迂回する必要があります。
輸送コストは中東から輸入するよりも格段に上がります。
また品質も中東と米国産の原油では違いがあります。
日本の製油所は中東の重質な原油に最適化されていますが、米国産の原油はもっと軽質なので日本の設備で処理するには問題があります。
米国産原油を扱うためには新たな設備投資が必要になるでしょう。
実は米国が原油の輸出を解禁したのは2015年と比較的最近なので日本の原油の取り扱いは中東産に特化されたままなのです。
米国産への切り替えには多くのコストがかかるのでこれまでよりも割高になるのは避けられないと思います。
日本はシェールオイルを効率よく精製できる技術があるのかね。それができるのなら話は早い。ちなみにインドのリライアンスは多額の投資をして、シェールオイルの精製プラントをテキサスに提供し、そのかわり向こう20年は独占的にオイルを購入できるという契約を取り付けているらしい。つまり今のアメリカにとって原油産出ではなく原油精製の方が課題。インドは産油国でないので、代わりにどこの国の質の悪い原油でも精製できる技術を磨いてきた。アメリカとインドの思惑が一致したとてもうまいやり方だと思う。日本は後手後手だしこの記事からすると高市は認識が浅いし、ただクレクレだけではトランプに響かないのではないかな。
アメリカがいままで自国産の原油を増産しないでサウジアラビアやクウェートから輸入してきたのは油質が異なり、精製するのにコストがかかるからだ。それは日本も同様で、輸送や精製コストを考えると今日まで中東の原油に依存してきた理由も理解できるのだが、リスク分散を志向するのであれば、アメリカのご機嫌を伺ってばかりの従属の政治こそ改め、同盟国であっても是々非々で付き合うべきだと思う。
アメリカにより近くなっていくことは果たして良いことなのだろうか。アメリカの原油は中東とは価格も精製度も違うと言う話を読んだ気がする。だから中東から90パーセント輸入していると。そして、不安なのは争いの後イランとはどんな関係になるのだろう。よくわからないけれどとにかくこの争いをいろんな国と一緒に終結することに日本は力を注いで欲しい。
今般のイラン情勢を見る限り簡単に海上封鎖というエネルギーの規制を受けてしまいこのまま中東依存をするのは厳しいかと思います。停戦したとしてもイスラエルとの紛争は途絶えることはないでしょうからいつもビクビクしながら石油やガスの心配をする羽目になります。
また台湾有事が起こると似たことが起こりうる。
シーレーンを閉ざされたら太平洋とオーストラリアルートがメインになり中東や東南アジアからのルートも遠回りになりかなり船舶の費用が跳ね上がると思います。
戦争やホルムズ海峡封鎖が継続すれば、日本国内備蓄8カ月分はあっと言う間に底をつくでしょう。米国からの原油輸入は苦肉の策だと思います。
ただ米国からの輸送コストが高くつく分、価格高騰へ繋がる可能性はあります。でも原油がなくなれば日本のインフラも生活も成り立たなくなるので高くてもないよりは遥かに良いと思います。
資源や材料の調達先分散は重要なことですが、それは現状一番低コストで有利な調達先と取引している状況に対して、より高コスト・不利な調達先も選択に入れるということです。
アメリカだと輸送や精製が高コストになる、というのは脱中東を考えれば他でも同じ話です。
企業のBCP対策もそうですが、これからはコストをかけても安定性が重視されるようになるのでしょう。
アラスカ産の原油…日本への輸送は、中東から約20日に比べれば距離的には近いものの、アラスカ国内のパイプライン維持費や、極地特有のインフラ管理コストが原油価格に上乗せされる…
米国本土のシェールオイルや価格の安い中東産原油と比較した際、民間企業が輸入を担う以上、政治的な要望だけでは安定した輸入拡大は困難です
また、アラスカを縦断するトランス・アラスカ・パイプラインは、生産量が減少すると原油の流速が落ち、低温による凝固や腐食のリスクが高まり、これを維持するためのコストが課題で永久凍土の融解など、気候変動がインフラに与える影響も無視でず、現在も安定的な供給能力を維持するための設備更新には巨額の投資が必要とされている
そして、アラスカ産原油の質(軽質か重質か)によっては、日本の既存設備で効率よく精製できない場合があり設備の改修コストが障壁になる可能性も…
アメリカ産だろうが、アラブ産だろうが、石油が無くなったら経済が回らないのだから、設備投資にお金がかかるとか輸送費がかかるだとかごちゃごちゃ言わないでほしい
安くて品質の良いエネルギーを求めても世界情勢が許さない事も将来にわたってあり得るのだからスピード感を持って現実的な選択をして欲しい
最大の懸念は、日本の製油所との相性である。
主流の米国産シェールオイルは超軽質で硫黄分が少ないが、国内設備は中東産の中質原油に最適化されており、導入には巨額の改修コストが必要となる。
一方、注力するアラスカ産は中東産に近い油質を持ち、輸送も中東の半分(約一週間)と短く、地政学的な供給途絶リスクの回避に資する。
経済面ではドル建て決済に伴う「円安リスク」が大きな壁となる。輸入の急増が貿易収支を悪化させ、国内のエネルギー価格を押し上げる恐れがある。
また、テキサス等のメキシコ湾岸産はパナマ運河の制約で大型タンカーが通れず、輸送費が割高になる点も課題だ。供給網の多角化は急務だが、質の不一致による精製コスト増と為替変動をどう抑制するかが、政策遂行の成否を分ける。官民一体の投資と緻密な戦略が今後の鍵だ。
資源を持たない国において、燃料が完全に途絶えることは、単なる物価の上昇とは比較にならない規模で社会の働きを停止させます。
特定の地域に頼り続けて供給が絶たれれば、あらゆる工場が止まり、生活に必要な品物がすべて消え去ります。輸送や設備の変更に多額の費用がかかろうとも、確実な供給元を別に確保することは、国全体が動けなくなる最悪の事態を防ぐための防衛策となります。
目先の費用の増加だけを見て批判するにとどめず、多少高くとも生産と生活を絶対に止めないための必須の安全網として、この現実的な判断を直視しましょう。
赤澤経済産業大臣が進めている対米投資の中にアメリカ産原油の輸出能力を大幅に引き上げるための深海港湾ターミナル整備というのがあるんですよね。他の項目は両者の利益になるプロジェクトがほとんどなのに、これに関してはアメリカの原油を輸入していない日本とは全く関係の無いもので、気になっていたんですが、偶然か意図的か分からないけれども、それがこういう結果になって現れることは興味深いですね。
日本の原油の約9割が中東依存という現実を考えれば、調達先の分散はやむを得ない判断でしょう。確かに米国産原油は輸送コストなどの課題もありますが、エネルギーは「安さ」より「止まらないこと」が重要。多少コストが上がっても供給源を増やすのは現実的なリスク管理だと思います。
米国産原油輸入拡大は、中長期的な安全保障(供給リスク対策)ですね。
これが実現しても、値上げ抑制効果はほぼ期待できないと思います。
理由として、まず輸送コスト。
中東から日本までは約1.1〜1.3万km程度ですが、米国(メキシコ湾岸)からだと1.5万〜2万km程度と距離が長くなります。
パナマ運河はVLCC(超大型タンカー)が通れないため、場合によっては中型船や積み替え、あるいは南米迂回など非効率な輸送が必要になります。
また油質も異なります。
日本の精製設備は中東原油に最適化されているため、シェールのような軽質原油には追加コストが発生します。
さらに採掘コスト自体も、中東は非常に低コストである一方、シェールは相対的に高コストなのです。
このため今回の政策は価格を下げるものではなく、『供給が止まるリスクを下げるためのもの』と考えた方がよいかと思います。
メキシコ湾とアラスカ、それとシェールガスのどれを選ぶのかな?と云う疑問もありますけど、カリフォルニア等でも油床はあるし、何処の油ならどんな油質になるんだろう?精製を何処でするかでコストも様々だろうし、何とか相場を落ち着かせて欲しい。
シェールガス革命で業界が変わってから二十数年、凡そ四半世紀、そう云えば嘗て日本はメキシコからオイルを購入した事あったし多角化は必要不可欠なんでしょうね。
海外依存リスクは中国だけではない。可能な限りリスク回避の観点からも色々な地域からの輸入を模索すべきだ。日本の輸入は米中が多いがそれを分散させる必要がある。高市台湾発言による中国の圧力、米イスラエルによる対イラン戦争における今回の事態は日本の危機ではあるがこれを機会に特定の国依存脱却の第一歩になれば良い。軍事面は難しいが少なくとも経済面ではそうあるべき。
国内備蓄を放出する緊急事態となってしまった以上は、米国産の原油輸入拡大はやむを得ないと思います。
ただ、距離的に遠く輸送費や、精製コストの面で難があるので、その部分をどうするかと言う課題もあります。
米国のみならず、原油の供給元を中東依存から脱却する取組みを進める必要に迫られていると思います。
原油だけではなくガスなども影響でてきている企業は多いと思います。
日本は資源を他国に頼る国であることは国もわからんっていたはず。
民間企業の方がリスク回避に走る考え方など敏感だと感じます。
国としての有事のバランスを考えるなら進めていたほうがいいのはリスク分散を後押し、さらに言うならそれを進めなさいという方針のあいまいさが今悩ましい状況ではと個人的には思いました。
事前に石油元売との調整は行っていたのだろうか。原油輸入先は民間企業が決めることである。ニュースであまり報じられていないが、輸入先を直接決めているのは商社や元売りであって、国ではない。エネ庁が大きな方向性を示すことはあるが、元売との調整を踏まえた長期的な話である。
この記事や他のコメントにもあるように、米国産原油の輸入拡大は調達コストの増加につながり、最終的なツケは消費者に回ってくる。
また、精製面で考えても、輸入先を変更した場合は油種切り替え運転をしなければならないし、従来にない原油組成であれば新たにオペレーション方法を検討する必要となる。そもそも既存の精製設備で対応できるかわからない。新たに設備投資をするのは元売の体力から考えても非現実的だし、設備投資するとなればこれまた負担は最終消費者にくる。
これまでの首相の傾向からは、関係各所と十分な調整をせずに独断で決めたようにも邪推してしまう。
あのドリーム燃料(人工石油)を今こそ普及させましょう。日本人の技術って凄いなと感心させられました。
東日本大震災の時もガソリン不足で大変でした。その時の教訓から、水と二酸化炭素を使って光触媒で低コストなラジカル水を作り、そこから燃料を作り出せる夢のような技術です。
YouTubeで見たときは驚きと日本の明るい未来を見た気がしました。
油質の違いにこだわらないと既存のプラントが運転できないということではないでしょうか。新たにプラントを建設して立ち上げるのは年単位で時間と費用を要するでしょうからイラン戦争の解決策にはなり得ないでしょう。いろんな油質を使うと効率的なプラントの設計、運転ができないので設備投資とエネルギーの無駄が大きく、競争力がなく高額な製品になります。それを使って日本で製造する物は価格競争で他国に劣るということです。万が一に備えると採算が取れないでしょうね。世界は繋がってるので無関係では済みません。戦争を起こさない、起こさせないことが誰にとっても一番メリットがあるということは間違いないと思います。
原油を処理するのは簡単ではない。
その原油に何が多く含まれているかで処理工程が変わってくる。アメリカから原油を確保できたからと言ってこれまで通りの安定供給になるのかは不明。製油所で蒸留の工程でトラブルが相次げば、備蓄している原油の処理もままならなくなる。やってみる価値はあるが、現状の様な追い込まれている時に行うのはリスクが大きい。
原油を輸入するのではなく、既存の米国の設備を拡張利用して、精製後のガソリンや重油に分離したものを輸入するのであれば可能性はある。
但し、戦前の日本は原油の多くを米国から輸入し、その後、禁輸されて太平洋戦争に突入した経験から輸入するにしても必要となる一部に留めておいた方が良い。
今のアメリカには増産余力はほとんどない。
小生はXOMの40年前からの株主だが、アフリカのガイアナ沖の油田開発には長期計画で取り組み増産している。
今回の危機に際して、油価の上昇に伴う緊急増産の動きはない。
何故なら需要が長期的に拡大する訳でもないのに無駄な増産はしない。
紛争が解消すれば供給も回復し、価格は下落することを予想している。
アメリカの油田地帯は、メキシコ湾岸、ここから輸送するにはパナマ運河をとおり延々輸送することとなる。
大型タンカーは通れず、コストも高い。
余り現実的ではない。
増産も今日明日にできるものではない
ホルムズ海峡が機雷敷設で閉鎖、中東から原油輸入が不可能となった今、ロシア、アメリカくらいしか輸送費、期間等考えにくい。20世紀前半ならアメリカも原油生産が盛んだったが、中東に比して1油田当りの生産量は少なかったと思う。米国から武装、食料他、多くを輸入している。原油まで当面100パーセント頼ったら、全てコントロールされ、特に準戦時下に近い今日、言い値で買う羽目になる。生きるのが難しい。パイプライン、タンカーでロシアからの輸入も、検討してみるべき。
有事の今だけでなく平時でも輸入し続けるのかな
原油の中東依存度を下げるのは安全保障の観点からも重要
一方で安価なガソリン価格の安定は経済の観点で重要
両取りは不可能、前者を取れば製油コストが上がりそれは価格に跳ね返ってくるし後者を取れば中東依存は高止まりする
日本の選択はどっちになるのだろう
それはそれで結構ですが、とりあえずホルムズ海峡をどうするか決めなければならないのでは。アメリカの意向に逆らったらアメリカの原油だって来ないかもしれないですから、ここは忠犬ハチ公になって、ある程度ホルムズ海峡に協力しつつ、アメリカ原油を買わせてもらうよう話を持っていく必要があると思います。なんと言っても国力が全く違うのですから、生意気な態度は厳禁でしょう。雑音に惑わされることなく適切な舵取りをしてほしいです。
原油の精製はどのくらいのコストがかかるのか?
技術的にはどうなのか?
このような専門的なことはわかりませんが、もし技術的に可能ならば、日本で新たに精油所を造るのではなく、アメリカに投資して日本の精油所で精製できる前段階の品質まで原油を精製してから持ってくるのはどうでしょうか。
どのみちアメリカに投資をすることは約束しているわけですから、これならばアメリカに投資もできてアメリカ人の雇用も生まれ質の良い原油が輸入できるため一石二鳥だと思います。
堺屋太一が1975年に発表した「油断」という小説があります。堺屋太一は当時、エネルギー政策の実務を知る通産省(現在の経産省)の官僚で、石油が止まった時の日本の脆弱性をリアルに描いています。其のあらすじは単に1973年の第一次オイルショックを描いたのではなく、中東で戦争が起きて日本への石油輸入が止まったらどうなるかを、通産官僚の視点でリアルに描いた作品です。中東で戦争が勃発し、中東から石油の輸出が制限されるようになった。石油の殆どを輸入に頼る日本は経済システムが麻痺していき、社会混乱が加速していく。第一次、第二次という2回のオイルショックを経験した日本は石油の備蓄をしていく事を決断しました。アメリカ産石油の輸入はコスト的に合うのか?日本近海のガス田や石油も確認されていますが、やはりコストが問題、石油やLNGに代わる水素技術が発展し、水素社会になるしか石油の呪縛から逃れる方法は無いと思います。
現時点での石油調達のリスク分散とすればこれも現実的な選択肢であるのは確かだしこれに関しては支持するが、艦船派遣に関しては拒否を申し出るべき。自衛隊が巻き添えを喰らうだけじゃなく国内でテロの危険も増大する上に艦船を中東に送ったら自衛の戦力を削ぐことにも繋がる。中国やロシアに無防備を晒すようなことにもなりかねないし、はっきり言って派遣はデメリットの方が絶対に大きい。
高市首相が米国産原油の輸入拡大を提案する方針は、対米貿易摩擦の緩和と日本のエネルギー調達先分散という観点で一定の合理性がある。しかし、トランプ政権との交渉においては、安易な提示が「日本の弱み」と見なされるリスクを注視すべきだ。
単なる輸入量の約束に留まらず、引き換えに日本車等への追加関税撤廃を確約させるなど、明確な「ギブ・アンド・テイク」が不可欠である。米国側の足元を見た「上乗せ価格」や、不当な付帯条件を飲まされることがないよう、経済安全保障の観点から毅然とした交渉を期待する。
今まで通りに中東から輸入出来れば、
何ら問題無かったのでしょうけど。
原油の質が違うとか、輸送日数にコスト、
多々問題有りますが、
これからの日本と国民の生活の為に、
いちいち左右されない安定した原油調達は必然ですからね。
米自体が予測不可能で不安定なドナルド政権が続く限りは、
どうしても米からでなくとも良いとは思うね。
これはまだ、「あり」だと思います。
ゼロ回答、と言うわけにいかないですから…
日本は石油コンビナートが中東からの原油の精製に最適化されており、アメリカからの原油仕入れても意味ないでしょ?コストかかりすぎ、という指摘があると思いますが、今回みたいにホルムズ海峡が閉鎖されると日本は完全に詰んでしまうので、コストがかかってもリスク分散をしなければいかなかった。これから何年かかかるかもしれないけど、アメリカの原油でも精製できるノウハウを構築していくべきだと思う。
アメリカのイラン攻撃により、罪のない人が死んでいることは本当に許せない。けど、日本の安全保障環境を考えると、アメリカ抜きでは考えれないのが実情。日本は弱者として、うまく立ち居振る舞う必要があると思う。
米国産原油の拡大は賛成で、中東リスクを考えると、カナダ産などその他の国にも輸入拡大を図った方が良いかと思います。
しかし、ロシアへの原油輸出禁止制裁の時に、石油元売り会社は“世界の火薬庫”とあだ名される中東リスクを考慮してなかったのかと不思議に感じます。
確かに中東産に比べてコスト面で米国産は高く、また原油の質が違い、プラントなどの設備の改良などが必要で、カネがかかる事は分かりますが、中東にはこのような事態に陥る事を大まかでも見当が付いていたと思います。
また米国にもリスクが無いわけではないので、多国に渡って輸入を分散した方が良いと思います。
世界最大級の原油資源を持つベネズエラをアメリカが奪い取ったが、原油の質が悪く(粘度が高く)、中東のようにそのまま吹き出してくるようなものは少なく、採取もその後の精製にも手間とコストがかかる。トータルコストでは中東に敵わない。その採取技術か精製技術を日本が開発する投資なら技術と言う強みが持てる。
でもアメリカの石油に依存を高めると、ますます何も言えなくなりそうで何か嫌だな。
それよりも、サウジアラビアがホルムズ海峡を使わずに済むよう紅海までパイプラインを引いているが、そちらの規模拡大に投資した方が将来的に日本の為になると思うけどな。
中東依存の見直しという流れは理解できるが、米国産原油の拡大は経済合理性だけでは説明しきれない部分がある。輸送コストや設備の問題を考えると、エネルギーというより外交カードとしての意味合いも強いのではないか。日米関係と安全保障を含めた判断になっているように見える。

